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これだけは覚えておきたい英語での褒め言葉 [英会話(スピーキング)]

日常生活ではいろいろな場面で恋人や友達に「それ、すごいね!」や「それ、いいね!」と言う機会があると思います。

例えば、誰かが何か素晴らしいことをしたときや何か良いアイデアを教えてくれたときなど挙げればいくらでもあります。

「すごいね」や「いいね」と聞くと"great"や"good"、それに"wonderful"あたりを思い浮かべるのではないでしょうか。

しかし、今日はこれら以外にもたくさん使われる「すごいね」や「いいね」を紹介していきます。

ちなみに、例えば"I saw Avril Lavigne on the subway last night."「昨日の夜、地下鉄でアヴリル・ラヴィーンを見たんだよ」と言われたとき、"Wow! That's awesome!"「うわー!すごいね!」というふうに基本的には「That's + 形容詞」の形を取ることを覚えておいてください。


・amazing

"great"より強いニュアンスの言葉です。

・fantastic

"amazing"と同じくらいの強さの言葉です。

・terrific

"amazing"と同じくらいの強さの言葉です。

・superb

"amazing"と同じくらいの強さの言葉です。

・fabulous

"amazing"と同じくらいの強さの言葉です。男性が使うとゲイと間違われる可能性があるので注意が必要です。

・incredible

"amazing"よりも強いニュアンスの言葉です。

・cool

友達同士で使われ、"great"と同じニュアンスの言葉です。

・awesome

友達同士で使われ、"cool"より強いニュアンスの言葉です。

・sick

"cool"や"awesome"よりもインフォーマルな感じで、「すんげぇ〜」というニュアンスの言葉です。


ネイティブが使ういろいろな「まあまあ」 [英会話(スピーキング)]

ネイティブに"How"s it going?"「調子はどう?」と聞かれて"So-so."「まあまあ」と言ってしまっている日本人をよく見かけます。

しかし、ネイティブからすると"So-so."は少しネガティブなニュアンスになってしまいます。「あんまり良くない」というような感じです。

日本人は「まあまあ」という言葉をどちらかと言うと肯定的に使いますよね。そして、「まあまあ」="So-so."だと勘違いしている方が多いようです。

実は英語には「まあまあ」にもいろいろな表現があり、ニュアンスも違ってきます。今日はそんないろいろな「まあまあ」について紹介していきます。



・うまくいっているときの「まあまあ」

It's OK.

意味は「まあ、うまくいっているよ」という感じです。

Not bad.

直訳すると「悪くないよ」という意味になりますが、「結構いい」というニュアンスが含まれています。


・良くも悪くもない「まあまあ」

Nothing much.

"much"は「たくさん」という意味ですが、その否定形なので「たくさん」ではないとなります。そこから「変わらないよ」というニュアンスになります。

Nothing special.

直訳すると「特別なことは何もないよ」、つまり「相変わらずだよ」という意味になります。

Same as usual.

"usual"は「いつもの」という意味なので、「いつも通り」というニュアンスです。


・あまり良くないときの「まあまあ」

Not good.

"good"は「良い」という意味ですが、それが否定されているので「良くない」という表現になります。

I can't complain.

"complain"は「不平・不満を言う」という意味で、それを"can't"「できない」と言っているので、「不平・不満を言うことができない」、つまり「まずまずかな」というニュアンスになります。


ネイティブに間違って使ってしまうと恥ずかしいフレーズ 3 [英会話(スピーキング)]

・I'll be there after two hours.
「2時間経ったら、そのうちそこにいます」

"after"は「〜後に」という意味なのですが、少しややこしく、「〜後」なら必ずしも伝えた時間でなくても3時間経っても4時間経ってもいいというニュアンスになります。

ネイティブならこう言う: I'll be there in two hours.
意味: 2時間後にそこにいます。


・I'm positive.
「絶対にそうだって!」

"positive"を「積極的な」や「前向きな」という意味で考えている人が多いようですが、「確信のある」という意味もあり、"I'm positive."と言ってしまうとそちらで受け取られてしまいます。

ネイティブならこう言う: I'm a positive thinker.
意味: 私はポジティブ思考です。


・I'm going.
「もう行くよ〜」

友達から電話がかかってきて「今どこ?」と聞かれたときに「今向かっている」という場合、"I'm going."と言ってしまうとその友達のところではなく他のところに「行く」という意味になってしまいます。

ネイティブならこう言う: I'm coming.
意味: 今行くね。

相手・聞き手のところに「行く」という場合、英語では"come"を使います。つまり、"go"ならば聞き手とは違うところに「行く」という意味になり、"come"ならば聞き手のところに「行く」という意味になります。


・I want to buy this.
「これ買いたいよ〜」

"I want to buy this."は子供が親に「これが欲しいよ〜」と言っているようなニュアンスになるため気をつける必要があります。

ネイティブならこう言う: I'll take this./I'll have this.
意味: これをもらいます。


・She gave me just 10 dollars.
「彼女はたったの10ドルしかくれなかった」

日本人はなぜか"just"を多用しがちな傾向にあります。確かにとても便利な言葉なのですが、この場面で使ってしまうと「たったの」という"only"のようなニュアンスで伝わってしまうので注意が必要です。逆に言うと、他の場面ではどんどん使っても大丈夫です。

ネイティブならこう言う: She gave me exactly 10 dollars.
意味: 彼女はちょうど10ドルくれた。


ネイティブに間違って使ってしまうと恥ずかしいフレーズ 2 [英会話(スピーキング)]

・I like reading a book.
「私は一冊の本を読むことが好きです」

日本人にとって冠詞の判別というのはなかなか難しいですよね。「本を読むことが好きです」と言いたい場合はどうなるのでしょう。"a book"というと「一冊の本」という意味になってしまいますし、"the"をつけてしまうと「ある特定の本」という意味になってしまい、これもまたおかしくなってしまいます。"book"は一冊、二冊、三冊と数えられるため、冠詞をつけないという選択肢はもちろんありません。

ネイティブならこう言う: I like reading books.
意味: 私は本を読むことがすきです。

「本を読むことが好きです」と言う場合、"books"というように"s"をつけます。そうすることで、一般的な本というニュアンスになります。


・I don't care.
「どうだっていいよ」

「どっちがいい?」と聞かれて「どちらでもいいよ」という場合、"I don't care."と言ってしまうと「そんなのどっちでもいいよ」というようなニュアンスになってしまうことがあります。

ネイティブならこう言う: It doesn't matter.
意味: どちらでもいいよ。

"It doesn't matter."の後に"Either is okay."「どちらでも0K」をひと言加えるとよりボジティブに伝わります。

ちなみに、動詞の"matter"は「重要である」という意味になるため、主語を"I"にして"I don't matter."とすると「私は価値がない人間なんだ」となってしまうので注意が必要です。


・He's naive.
「彼は世間知らずなんです」

日本人は"naive"を「繊細な」や「傷つきやすい」という意味で使いますが、実際には英語だと「世間知らずの」という意味になります。

ネイティブならこう言う: He's sensitive.
意味: 彼は繊細な人なんです。


・My salary is cheap.
「私の給料はお金がかからない」

「安い」を直訳してしまい「給料が安い」を"cheap"としてしまう方が多いようです。日本語では「給料が安い」と言いますが、英語では「給料が低い」という言い方で「安い」を表現します。

"cheap"は基本的に「(物が)安い」という意味で使われます。ただ注意しなければならないのが、「安っぽい」というニュアンスが"cheap"には含まれているので、もし「お手頃な」という意味で使いたければ、"This iPhone 6 is a reasonable price."「このiPhone 6はお手頃な値段だ」と"reasonable"を使ったり、ただ単に「安い」という意味ならば"This iPhone 6 is not expensive."もしくは"This iPhone 6 is inexpensive."「このiPhone 6は高くない」と"not expensive"または"inexpensive"を使って言うことができます。

ネイティブならこう言う: My salary is low.
意味: 私の給料は安いです。


・I feel bad.
「後悔しているんだ」

「気分が悪い」と言いたい場合、"I feel bad."だと「悪いと思っている」、つまり「後悔している」という意味になってしまいます。

ネイティブならこう言う: I don't feel so well./I don't feel so good.
意味: 気分があまり良くないんだ。


ネイティブに間違って使ってしまうと恥ずかしいフレーズ 1 [英会話(スピーキング)]

・How are you? ー I'm fine, thank you.
「元気ですか?」 ー 「おかげさまで元気です」

中学で習う最初のフレーズとして"I'm fine, thank you."が非常に有名ですが、日常生活の場面で「元気ですか?」と聞かれてこれを使うネイティブはほとんどいません。

ネイティブならこう言う: I'm great./I'm good./I'm OK./I'm fine.
意味: 元気だよ。

しかし、"I'm fine, thank you."を使う場面も実はいくつかあります。

A: Would you like some more water?
(お水のおかわりはいかがですか?)
B: I'm fine, thank you.
(いいえ、結構です)

この場合、「おかげさまで元気です」という意味で使うのではなく、「このままの状態で十分です」というようなニュアンスになります。

A: You look terrible. Are you OK?
(顔色が悪いね。大丈夫?)
B: Don't worry. I'm fine, thank you.
(心配しないで。大丈夫だから、ありがとね)

この場合、「大丈夫です」というそのままの意味になります。


・What time is it now?
「今は何時ですか?」

"What time is it now?"も中学で英語の習い始めに教わる有名なフレーズです。これ自体は間違いではないのですが、使い方に気をつける必要があります。例えば、友達と遊んでいるときに「今何時かわかる?」と聞いたとします。そして、その少し経った後にまた時間が気になったときに"What time is it now?"と使うのです。つまり、これを使うと「さっき何時か聞いたけど、時間が経ってまた知りたくなったから教えてほしい」というようなニュアンスになります。

ネイティブならこう言う: What time is it?/What's the time?
意味: 今何時かわかる?

少し丁寧な表現だと"Do you have the time?"や"Do you know what time it is?"などと言うこともできます。


・You are smart.
「あなたは頭がいいですね」

日本人の多くは"smart"を「(体型が)すらっとしている」という意味で使う方が多いですが、英語で実際に使われる意味は「頭がいい」です。

ネイティブならこう言う: You are slim.
意味: すらっとした体型ですね。


・I don't know.
「さあ、知らないね」

ネイティブと話していて何かを聞かれたときに日本語の感覚で「知らない」や「わからない」という意味で"I don't know."を使っている方は気をつけた方が良いかもしれません。確かにそういった意味なのですが、これを使うと「どうでもいい」というようなニュアンスで受け取られてしまうのです。つまり、ネイティブに思い出そうとする意思がない、質問に興味がないという印象を与えてしまいます。

ネイティブならこう意味: I have no idea./I'm not sure.
意味: わかりません。


・I'm so exciting!
「私は人をとても興奮させるような人です」

"I'm exciting."にすると自分は人をわくわくさせるような人物だというようなニュアンスになってしまいます。もし"exciting"を使いたければ、"Justine Bieber is such an exciting singer-songwriter."「ジャスティンビーバーはなんて刺激的なシンガーソングライターなんだ」や"This book is exciting."「この本、はらはらどきどきするね」など自分以外の人や物に使いましょう。

ちなみにジャスティンビーバーはぼくが住んでいるカナダのオンタリオ州の出身です。

ネイティブならこう言う: I'm so excited.
意味: わくわくしています。

また、「驚きました」と言うときも"I'm surprising."ではなく"I'm surprised."となります。


ネイティブがよく使う5つの「例えば」 [英会話(スピーキング)]

英語で「例えば」と言えば、"For example"が頭に浮かぶ方が多いのではないでしょうか。

しかし、ネイティブの会話ではこれ以上に使われる「例えば」がいくつかあります。

以下はどれも大切な表現ばかりなので、ぜひ覚えて使ってみてください。



・Let's say

意味は"if"のように仮定の意を含んだ「例えば」です。「例えば〜としよう」というようなニュアンスです。"Let's say"の後には"that"が省略してあるため、"Well, let's say I have a girlfriend."「そうだね、例えば、ぼくに彼女がいるとしよう」のように"say"の後に主語と動詞を持ってくることができます。

ちなみに、"say"だけでも「例えば」という意味になります。この場合は副詞になり、"Let's go see, say, The Wind Rises, the lattest Ghibli movie."「そうだね、ジブリの最新作の風立ちぬを観に行こうよ」というように使います。


・like

この"like"は会話の中で最高頻度です。ネイティブと話したことがある方なら何度も聞いたことがあるでしょう。次の文のように後ろには名詞がきて「(例えば)〜とか」や「(例えば)〜のような」という意味になります。

"I want something sweet to eat like a pancake."「何か甘い食べ物がほしいな、ホットケーキとか」

また、こちらから「例えば?」と聞きたい場合は、"Like?”「例えば?」または"Like what?"「例えば何?」と言うことができます。


・Let me give you an example.

"example"が文の中にあるので、「例えば」という意味なんだろうと想像がつくでしょう。意味は「例をあげましょう」です。"Let me give you an example."と言った後に自分の例を相手に話します。例がいくつもあるなら"some examples"という形に変えましょう。

Could you give me an example?「例を出してもらってもいいですか?」とすると、こちらが「例えば」を聞く側になります。


・such as

"such as"は"like"よりも少し形式ばった表現ですが、よく使われます。使い方も"like"と同じで"You should use a social network service such as Facebook."「あなたはFacebookなどのSNSを使うべきですよ」のように後ろに名詞がきます。意味は「(例えば)〜など」です。

自分から「例えば?」と聞く場合は、そのまま"Such as?"「例えば?」と言うことができます。


ところで、「例えば?」と聞くときの説明をいくつかしましたが、一般的に"For example?"という言い方はしません。そういうときは先ほども書いたように、"Like?" "Like what?" "Could you give me an example?" "Such as?"のどれかを使います。

ネイティブはより具体的な説明を好むため、「例えば」を使う機会は日本語よりも多めです。毎回同じものばかり使うのではなく、ときどき違うものも織り交ぜることによって、会話の質を向上させてみてくださいね。


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間違えやすい「イエス」と「ノー」の答え方 [英会話(スピーキング)]

ネイティブと話しているときに、"Don't you like it?"「それ、好きじゃないんですか?」と聞かれて「はい、好きじゃないんです」という意味で"Yes"と答えたら逆の意味でとられてしまった経験がある方は多いんじゃないでしょうか。

今日はそんな「イエス」と「ノー」の答え方についてお話します。



・「イエス」と「ノー」の答え方が日本とは逆

例えば、日本語では「眠くないんですか?」と聞かれたら、「はい、眠くないです」または「いいえ、眠いです」と答えるのが一般的です。

これが英語では"Aren't you sleepy?"「眠くないんですか?」と聞かれたとき、"Yes, I'm sleepy."「はい、眠いです」もしくは"No, I'm not sleepy."「いいえ、眠くないです」と逆になってしまいます。


・どんな質問だろうと「肯定」なら「イエス」、「否定」なら「ノー」で答える

小さいときから日本語を使ってきた日本人にとって、英語の「イエス」と「ノー」の考え方は理解し難いものかもしれません。

しかし、ぼくは英語の方が簡単だと思います。

なぜなら、話している相手がどんな質問をしてこようと、もし自分の答えを肯定したいなら「イエス」、否定したいなら「ノー」になるからです。

"Aren't you sleepy?"と聞かれて、「眠い」と肯定したければ「イエス」になり、「眠くない」と否定したければ「ノー」になります。

つまり、肯定の「イエス」だと「Yes+肯定文」で"Yes, I"m sleepy."に、否定の「ノー」だと「No+否定文」で"No, I'm not sleepy."になります。

それは"Isn't it cool?"「それ、かっこよくない?」であろうが"Don't you think this book is a little expensive?"「この本、少し高いと思わない?」であろうと同じです。

"Isn't is cool?"と聞かれたら、「イエス」の場合、"Yes, it's cool."「うん、かっこいいね」になり、「ノー」の場合、"No, it's not cool."「いや、かっこよくないよ」になります。

"Don't you think this book is a little expensive?"も同じように、「イエス」の場合、"Yes, it is."「うん、高いね」になり、「ノー」の場合、"No, it isn't."「いや、高くないよ」となるわけです。


・動詞に注目する

自分の答えを肯定するなら「イエス」、否定するなら「ノー」と書きました。

もし"Aren't you tired?"「疲れていないの?」と聞かれて、「疲れている」と答えるなら"Yes, I'm tired."になり、「疲れていない」と答えるなら"No, I'm not tired."になるわけです。

「イエス」と「ノー」の答えは当たり前ですが質問されて初めて答えるものです。そのときになぜ「イエス」か「ノー」と言えるのか。それはここで言うならば、"tired"「疲れている」という単語があるからです。

ここでの"tired"は"tire"という動詞の過去分詞であり、それを形容詞的に使っています。つまりは、"tired"は受動態の形をした動詞なのです。

まず"tired"という動詞を先に知り、それから「イエス」か「ノー」と判別します。

逆に言うと、動詞に注目すれば「イエス」か「ノー」と答えられるはずです。もし否定の疑問文で聞かれて混乱してしまいそうになったら、動詞が何かを考えてください。

例えば、"Don't you play baseball?"「君は野球しないの?」ならば動詞は"play"です。ここでの"play"の意味は「〜をする」です。つまり、聞かれているのは野球を「するか」「しないか」。するなら「イエス」、しないなら「ノー」と答えることができます。

つまり「する」なら"Yes, I do."「うん、するよ」になり、「しない」ならNo, I don't."「いや、しないよ」となります。

それはたとえ"Aren't you cold?"のように動詞がbe動詞であっても同じです。寒く「ある」なら「イエス」を「ない」なら「ノー」です。

なぜ形容詞なのではなく動詞かと言うと、動詞は文の中でもっとも大切であり、動詞がない疑問文はないからです。また"Didn't you sleep yesterday?"「昨日、寝なかったの?」と聞かれた場合にやはり動詞を中心に答える必要があるからです。

もちろん形容詞がある場合はそれを含めて考えた方がわかりやすいので、動詞だけでわからない場合はそうしてください。


・肯定の疑問文であれ否定の疑問文であれ答え方は同じ

肯定ならば「イエス」、否定ならば「ノー」。先ほども書いたようにこれはどんな質問でも当てはまります。つまり、肯定の疑問文で質問されても否定の疑問文で質問されても答え方はいつも一緒なのです。

"Did you talk to him?"「彼と話したの?」という肯定の疑問文も"Didn't you talk to him?"「彼と話してないの?」という否定の疑問文も同じです。

肯定するなら"Yes, I talked to him."「うん、話したよ」になり否定するなら"No, I didn't talk to him."「いいえ、話してないよ」と答えます。

否定の疑問文で質問されたからといっておどおどする必要はないのです。


・「イエス」と「ノー」を使うか使わないかは自由

ほとんどの日本人が疑問文のときに「イエス」と「ノー」を使って答えようとします。これは学校でそう教わってきたからでしょう。

しかし、実際の会話では必ずしも「イエス」と「ノー」を使うとは限りません。"Doesn't he have a Facebook account?"「彼はFacebookのアカウントを持っていないんですか?」という質問に対して"Yes, he has it."「はい、彼は持っていますよ」という答え方をする人もいれば、"He has it."と"Yes"を使わずに答える人もいるからです。

相手との単語の重複を避けたいときに、"Yes, he does."「はい、彼は持ってますよ」と動詞を"does"に変えることができるわけですが、このときでも"Yes"を必ずしも使う必要はありません。


・Would you mind〜?

"Would you mind if I took this seat?"「このイスに座ってもいいですか?」と聞かれると"if I took this seat?"のみに集中してしまい「イエス!」と答えてしまったことはありませんか?

動詞に注目してみてくださいと書きましたが、ここでも同じです。ただここでは2つの動詞があります。"mind"と"took"です。ここで注意すべきことは、文法的には"if"以降の副詞節はあくまで主節の"Would you mind"の補助をしているということです。補助をしている"if I took this seat?"の中にある"took"よりも主節の中にあるmind"の方が重要だということはわかると思います。

ということで、"Would you mind if I took this seat?"と聞かれて「座っていいですよ」と答えたい場合、"No, I wouldn't mind."「いいえ、(あなたが座っても)気になりませんよ」となるわけです。


どうしでしたか?

ぜひネイティブと話すときに今日のことを思い出してみてくださいね。


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ネイティブっぽくなるための15の英語表現 [英会話(スピーキング)]

日本にいても確かに英語を話す外国人と出会う機会はありますが、英語圏に住んで様々な人たちと話したり、街を歩いているとき、カフェでまったりしているときに聞こえてくるネイティブたちの声からしか得られない情報というものがあります。

それはネイティブがよく使うフレーズのパターンです。

確かに今は書籍やインターネットでいくらでもネイティブの使うフレーズに関する情報は得られます。

しかし、人間も言語も日々進化しています。ネイティブがよく使うフレーズも日々変わっています。今回はぼくがカナダで暮らしていて、毎日のように耳にする最新のフレーズをまとめました。

以下に並べたフレーズは基本的なものばかりですが、しっかりと身につけることができればネイティブのように話せる足がかりになるものばかりです。



1 . What's up?

誰かに会うときに発するフレーズとして、"How are you (doing)?"や"How's it going?"などたくさんありますが、特に若者の間で使われるのが"What's up?"です。またそれを早く言うと"sup?"になり、これもよく耳にします。ただしどちらもインフォーマルな表現なので仲の良い友達同士で使うようにしましょう。


2 . Excuse me

日本人が"Sorry."を頻繁に口にしてしまうのはよく聞く話ですが、ネイティブも実は"Sorry."と"Excuse me"の違いがあやふやだったりします。あえて違いを言うなら、人混みを通りたいとき、くしゃみをしたときなどは"Excuse me."を基本的に使い、何か悪いことをしてしまって自分から謝りたいときは"Sorry."を使います。


3 . Sorry?

言われたことがわからなくて、もう一度聞き返したいときに日本人は"Pardon?"をよく使います。しかし、ネイティブは"Sorry?"も同じくらい使います。"Sorry?"の方がよりフランクであり、街などで出会うネイティブにもこれで十分です。


4 . Sounds good!

"Sounds good!"とは相手が言ったことに賛成するときに使うフレーズです。例えば、友達と遊んでいて、"Why don't we go eat at an Italian restaurant?"「夜ご飯はイタリアンに食べに行こうよ」と言われたときに"Sounds good!"「いいね!」と返すことができます。このフレーズはとてもネイティブっぽい表現なので、ぜひぜひ使ってみてください。


5 . How come?

「どうして?」と相手に聞くときに"Why?"を使うことはみなさんも知っていると思いますが、もう少しくだけた言い回しで"How come?"というものがあります。ただし"How come?"の後にまだ言葉を続けたい場合、注意することがあります。それは"Why"のようにその後の主語と動詞が疑問文にはならず、そのままだということです。つまり、"How come you are so mean to me?”「どうして私にそんなに意地悪なの?」という意味になります。ちなみにここでの"mean"は形容詞で「意地の悪い」という意味です。


6 . I gotta go.

"I gotta go."は"I've got to go."の略で「もう行かなくては」という別れの挨拶によく使われます。ネイティブの友達とFacebookでチャットをしているとよく見かけます。このフレーズが便利なのはオンラインでチャットなどをしているとき、どこに行くのか理由を言う必要がないところです。"I gotta go now. Bye."「もう行くね。ばいばい」というふうにチャットを突然終えられます。


7. I feel like

「〜したい」と伝えたいときに日本人は"I wanna (want toの略)を非常によく使います。確かにネイティブもこの言い回しは好きですが、"I feel like"という表現も覚えておきましょう。意味は「〜したい気分」です。"I wanna skip class today."は"I feel like skipping class today."「今日は授業さぼりたいな」とほぼ同じ意味です。


8 . You know what?

自分の話に人の注意を向けたいときの表現としては"Look"などがありますが、ネイティブは"You know what?"の方をよく使うように思います。「あのさ」、「ねえねえ」という意味です。"You know"だけでも同じようなニュアンスになります。


9 . That's what I thought.

「やっぱりね」と自分が考えていたことが当たっていたときに使います。"I knew it!"とほぼ同じ意味なので両方覚えておくと便利です。またこの"what"を使いこなせるようになると表現の幅が格段に広がります。"That's what I want."であれば、「それ、私が欲しいものなんだ」になり"That's not what I meant."であれば、「そんなつもりで言ったんじゃないよ」という意味になります。他にも"what"を使うことでいろいろな言い回しができるようになるので早くマスターしておきたいところです。


10 . Awesome!

「すごい!」や「最高!」と言いたいときに、"That's good!"や"That's great!"などがまず思い浮かぶんじゃないでしょうか。もちろん、ネイティブもそれらのフレーズをよく使いますが、"Awesome!"は別格です。街を歩けばこの言葉が至る所で飛び交っています。先ほど説明した"Sounds good"と同じようなニュアンスでも使えるので、とても便利です。


11 . (Please) let me know

「教えてね」という意味です。"Please let me know if you have any questions."「もし何か質問があれば知らせてください」というふうに"know"の後にかなりの確率で"if"を伴います。"Let me know"の代わりに"Please tell me"を使うこともできますが、圧倒的に前者の方が好まれる傾向にあります。ニュアンスの違いとしては、後者の方が「できるだけ早く教えてください」というような切迫感があります。


12 . That's weird.

「それって変」と言いたいときに日本人は"That's strange."を思い浮かべる人が多いと思います。しかし、ネイティブはそれよりも"That's weird."を圧倒的に使用します。発音は「ザッツウィァード」です。"weird"はいろいろな場面で使われ、例えば、"You are werird"であれば、「君は変わっているよね」や"I had a weired dream last night."であれば、「昨日、変な夢を見たんだ」となります。また、"weirdo"で「変な人」と言う意味の可算名詞(数えられる名詞)になり、"He is such a weirdo."は「彼は変な奴だ」という意味です。


13 . Chill out

実は「落ち着く」と言う意味の表現は"Calm down."の他に"Chill out."というのがあって、これもよく耳にします。相手が興奮しているときなどに「落ち着きなよ」という意味で"Chill out."と使ったり、また"I'm just chilling out at Starbucks."というふうに「スターバックスでゆったりしているよ」という意味にもなります。他にも"hang out"と同じようなニュアンスで"Do you wanna chill out tomorrow?"「明日、ゆっくり話さない?」と言うこともできます。


14 . Suck at

英語を少しずつ話せるようになると友達も増えてきます。そうすると自分のことを知ってもらうために得意なことや得意でないことを教える機会も増えます。得意なことを説明するには"be good at"を使い、得意でないことを説明するにはそこに"not"を加えるということは知っている方も多いはずです。しかし、得意でないことを説明するのに"suck at"を使う日本人はほとんどいません。ネイティブは"be not good at"と同じくらいの頻度で"I suck at playing online games."「オンラインゲームは苦手なんだ」のように"suck at"を使います。インフォーマルではありますが、友達同士ならどんどん試してみてください。


15 . I wouldn't do that.

このフレーズを訳すと「私ならそうはしないだろう」という仮定の意味になります。正確には"I wouldn't do that if I were you."「もし私があなただったら、そうはしないだろう」なのですが、会話では"I wouldn't do that."の部分に"if I were you."の意味が含まれいる前提で話すので、わざわざ"if I were you."まで言う必要はありません。例えば、"I’ll give him my iPad for free."「彼に私のiPadをただであげるんだ」という話に対して、"I wouldn't do that."「私だったらただであげないな」といった感じになるわけです。


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