当然のように知っておきたいtellとteachの違い [英会話(文法)]
意味が似ている単語というのは混同しやすいですよね。今日は"tell"と"teach"の違いについて説明していきます。この2つを間違って使ってしまっている方をよく見かけるので、ここで覚えてしまいましょう。
"tell”と"teach"は日本語で「教える」という意味で覚えている方が多いようです。これは単語帳などで単語の意味だけを覚えて、実際にどう使われているのかというもっとも大切なことを確認していないからだと思います。
確かに、単語の意味を覚えるということは大事なことですが、そればかりに頭がいってしまってはいけません。しっかりこの単語を会話の中で使うんだという意識を持ちながら覚えるようにしてください。
・tellとteachの違い
基本的に、"tell"は単に相手が知らない情報を与えるというニュアンスの「教える」なのに対して、"teach"は自分の習得した技術などを人に説明して教えるという意味です。
例えば、"Please tell me how to get to the station."「駅までの行き方を教えてください」というように、ここではただ単に駅までの行き方という情報を教えてもらいたいわけです。
一方で、"Please teach me English."「英語を教えてください」の場合、英語が出来る人に英語を教えてほしいわけです。
また、"Please teach me your name."と言ってしまう方がいますが、ここでは単に「あなたの名前」という情報を教えてほしいだけなので、"tell"になります。
つまり、"tell"と"teach"で迷ってしまったときは、それが単なる情報なのか、それともある技術を習得した人に説明などをしてもらわなければならないことなのか、ということを考えれば良いのです。
今日のことをしっかり理解できれば、後は実際の会話で使うのみです。頑張ってくださいね。
"tell”と"teach"は日本語で「教える」という意味で覚えている方が多いようです。これは単語帳などで単語の意味だけを覚えて、実際にどう使われているのかというもっとも大切なことを確認していないからだと思います。
確かに、単語の意味を覚えるということは大事なことですが、そればかりに頭がいってしまってはいけません。しっかりこの単語を会話の中で使うんだという意識を持ちながら覚えるようにしてください。
・tellとteachの違い
基本的に、"tell"は単に相手が知らない情報を与えるというニュアンスの「教える」なのに対して、"teach"は自分の習得した技術などを人に説明して教えるという意味です。
例えば、"Please tell me how to get to the station."「駅までの行き方を教えてください」というように、ここではただ単に駅までの行き方という情報を教えてもらいたいわけです。
一方で、"Please teach me English."「英語を教えてください」の場合、英語が出来る人に英語を教えてほしいわけです。
また、"Please teach me your name."と言ってしまう方がいますが、ここでは単に「あなたの名前」という情報を教えてほしいだけなので、"tell"になります。
つまり、"tell"と"teach"で迷ってしまったときは、それが単なる情報なのか、それともある技術を習得した人に説明などをしてもらわなければならないことなのか、ということを考えれば良いのです。
今日のことをしっかり理解できれば、後は実際の会話で使うのみです。頑張ってくださいね。
当然のように知っておきたいbyとuntilの違い [英会話(文法)]
以下の2つの文の違いがわかりますか?
I will finish work by 11 o'clock today.
I am working until 11 o'clock today.
"by"と"until"の意味の違いは紛らわしいですよね。また、たとえ2つのニュアンスがわかっていても、どっちがどっちなのかまでしっかり覚えていないと実際の会話では使いものになりません。
この2つの違いはとても大切なのでぜひここで覚えていってください。
基本としては、"by"は「〜までに」という意味で、期限を表します。一方で、"until"は「〜まで」という意味で、期間を表します。
上に挙げた2つの例で説明をすると、"I will finish work by 11 o'clock today."で「今日は仕事が23時までに終わる」というようにある行為が決められた時間までに終わるという意味になります。つまり、私は23時までに終わるのであって、それが20時なのかもしれないし22時なのかもしれないわけです。
一方で、"I am working until 11 oc'lock today."で「今日は23時まで仕事をしている」というようにある行為が決められた時間までずっと続くという意味になります。つまりこれは、私は23時までずっと仕事をしていて、それまでに仕事が終わるということはないということです。
また、否定文になるとよりややこしくなるので注意が必要です。
例えば、"I will not study by 9 o'clock"は「21時以降勉強する」と言う意味になるのに対して、"I will not study until 9 o'clock."だと「21時に勉強をする」という意味になります。つまり、"by"はそのときまでは何も起こらず、それ以降起こるわけです。しかもそれが22時かもしれないし23時かもしれないわけです。"until"はそのときまで起こらない状態が続くというニュアンスになるわけです。言い換えれば、そのときがくれば起こるわけです。
まとめ
・肯定の場合
by: あることが決められた時間までに終わる
until: あることが決められた時間までずっと続く
・否定の場合
by: あることが決められた時間以降起こる
until: あることが決められた時間に起きる
I will finish work by 11 o'clock today.
I am working until 11 o'clock today.
"by"と"until"の意味の違いは紛らわしいですよね。また、たとえ2つのニュアンスがわかっていても、どっちがどっちなのかまでしっかり覚えていないと実際の会話では使いものになりません。
この2つの違いはとても大切なのでぜひここで覚えていってください。
基本としては、"by"は「〜までに」という意味で、期限を表します。一方で、"until"は「〜まで」という意味で、期間を表します。
上に挙げた2つの例で説明をすると、"I will finish work by 11 o'clock today."で「今日は仕事が23時までに終わる」というようにある行為が決められた時間までに終わるという意味になります。つまり、私は23時までに終わるのであって、それが20時なのかもしれないし22時なのかもしれないわけです。
一方で、"I am working until 11 oc'lock today."で「今日は23時まで仕事をしている」というようにある行為が決められた時間までずっと続くという意味になります。つまりこれは、私は23時までずっと仕事をしていて、それまでに仕事が終わるということはないということです。
また、否定文になるとよりややこしくなるので注意が必要です。
例えば、"I will not study by 9 o'clock"は「21時以降勉強する」と言う意味になるのに対して、"I will not study until 9 o'clock."だと「21時に勉強をする」という意味になります。つまり、"by"はそのときまでは何も起こらず、それ以降起こるわけです。しかもそれが22時かもしれないし23時かもしれないわけです。"until"はそのときまで起こらない状態が続くというニュアンスになるわけです。言い換えれば、そのときがくれば起こるわけです。
まとめ
・肯定の場合
by: あることが決められた時間までに終わる
until: あることが決められた時間までずっと続く
・否定の場合
by: あることが決められた時間以降起こる
until: あることが決められた時間に起きる
英会話に必要な文法は1週間もあれば大丈夫! [英会話(文法)]
多くの日本人がそうであるように、ぼくも中学から高校まで文法を中心に勉強してきました。何の迷いもなく先生から言われるままにいつどうやって使うのかもわからないような細かなところまで覚えました。
しかし、英語圏に来て実際に生きた英語に触れることが増え、英語で話すことにも苦労がなくなってわかったことなのですが、英会話に必要な文法は何年も費やす必要はないということです。
例えば、日本では不定詞・動名詞を学ぶときにそれに関わるたくさんのイディオムを習います。それら全てを覚えようとすると膨大な時間がかかります。ぼくもここで何度もつまずきました。
今考えるとただの時間の無駄でした。
英会話における文法能力でもっとも必要なことは何かと言うと、単元ごとに必要最低限のことを抑えていることです。
ここで言う必要最低限とは、基礎事項のことです。
例えば、不定詞ならば、"to"の用法です。どんなときにどういう意味で"to"を使うのか。
不定詞に関係するイディオムやよくわからない例外事項を覚えるのはある程度話せるようになって余裕ができてからで十分です。
冠詞の"a"・"an"・"the"と数えられる名詞・数えられない名詞についてもなんとなくわかっているくらいで構いません。
まず優先すべきことは基礎的な文法をある程度マスターすることです。
範囲としては中学で習う文法+関係詞・分詞・仮定法あたりですね。
完璧とは言わずとも70パーセントくらいならば、1週間もあればできるはずです。わからないところはGoogleかYahoo!で調べてみると、分かりやすく説明してくれているブログがたくさんあります。
もちろんそれで終わりというわけではなく、会話でしっかり使えるようになるには実際にネイティブと何度も英語で話す必要があります。
もともと言語は小さな子供か一部の天才でもない限り、すぐに習得できるものではありません。また、無駄な知識をたくさん覚えてそのことで競うものでもありません。
言語とは人と情報を交換するための道具です。
どの程度英語ができるようになりたいのかにも寄りますが、ネイティブと話すための英語ならばそれほど難しくはありません。ネイティブのようにペラペラになるには時間がかかりますが、最低限の会話であれば3ヶ月で十分です。
難しい文法事項に手を出すよりも、基礎的なことを理解できるようにしてください。
そして、覚えた文法をできるだけ早く会話の中で使ってみてください。最初は上手く使えないでしょう。頭ではわかっていてもアウトプットをあまりしていないため、すぐには出てこないからです。
しかし、何度もそんなことをしているうちに、同じような文法を使う場面も増えてきます。そうすれば、次第にあまり考えなくても出てくるようになるはずです。
まずは文法の基礎事項からさっそく取り組んでみてくださいね。
しかし、英語圏に来て実際に生きた英語に触れることが増え、英語で話すことにも苦労がなくなってわかったことなのですが、英会話に必要な文法は何年も費やす必要はないということです。
例えば、日本では不定詞・動名詞を学ぶときにそれに関わるたくさんのイディオムを習います。それら全てを覚えようとすると膨大な時間がかかります。ぼくもここで何度もつまずきました。
今考えるとただの時間の無駄でした。
英会話における文法能力でもっとも必要なことは何かと言うと、単元ごとに必要最低限のことを抑えていることです。
ここで言う必要最低限とは、基礎事項のことです。
例えば、不定詞ならば、"to"の用法です。どんなときにどういう意味で"to"を使うのか。
不定詞に関係するイディオムやよくわからない例外事項を覚えるのはある程度話せるようになって余裕ができてからで十分です。
冠詞の"a"・"an"・"the"と数えられる名詞・数えられない名詞についてもなんとなくわかっているくらいで構いません。
まず優先すべきことは基礎的な文法をある程度マスターすることです。
範囲としては中学で習う文法+関係詞・分詞・仮定法あたりですね。
完璧とは言わずとも70パーセントくらいならば、1週間もあればできるはずです。わからないところはGoogleかYahoo!で調べてみると、分かりやすく説明してくれているブログがたくさんあります。
もちろんそれで終わりというわけではなく、会話でしっかり使えるようになるには実際にネイティブと何度も英語で話す必要があります。
もともと言語は小さな子供か一部の天才でもない限り、すぐに習得できるものではありません。また、無駄な知識をたくさん覚えてそのことで競うものでもありません。
言語とは人と情報を交換するための道具です。
どの程度英語ができるようになりたいのかにも寄りますが、ネイティブと話すための英語ならばそれほど難しくはありません。ネイティブのようにペラペラになるには時間がかかりますが、最低限の会話であれば3ヶ月で十分です。
難しい文法事項に手を出すよりも、基礎的なことを理解できるようにしてください。
そして、覚えた文法をできるだけ早く会話の中で使ってみてください。最初は上手く使えないでしょう。頭ではわかっていてもアウトプットをあまりしていないため、すぐには出てこないからです。
しかし、何度もそんなことをしているうちに、同じような文法を使う場面も増えてきます。そうすれば、次第にあまり考えなくても出てくるようになるはずです。
まずは文法の基礎事項からさっそく取り組んでみてくださいね。
間違うと大変なことに!-Think aboutとThink ofの違い [英会話(文法)]
"I thought of you last night."と"I thought about you last night."では意味が違ってきます。
例えば、もし最近知り合ったばかりのネイティブに"I thought of you last night."と言うと、この人は私のことが好きなのではないかと勘違いされてしまう可能性があります。なぜなら、「昨日の夜、あなたのことを頭に思い浮かべていた」という意味になるからです。"think of"はその人の内面や体のことを思っているとき、基本的には恋人に使うものです。
例外として、家族や友達が病気や怪我のときに"think of"を使うことができます。「すぐに元気になるといいね」というニュアンスです。
一方で、"I thought about you last night."だと「昨日の夜、あなたと何か関連することについて考えていました」というような意味で、その人の周りのことについて思っているときに使います。例えば、聞いた人が大学の教授なら「エッセーの点数を甘くつけてもらえないか」と考えているのかもしれないと思われるかもしれません。また、久しぶりに会った友達に"I was thinking about you."と聞いたら「最近どうしているかなと考えていた」という意味になります。
もちろん"think about you"だけでは何を言っているのか伝わらないときがあります。そういうときは"I was thinking about you. Did you finish the novel I recommended you to read?"「君のこと考えてたんだよ。ぼくが読むようにすすめた小説は読み終えた?」のように付け足してあげるとより伝わりやすくなります。
つまり、"think of you"は本当に"you"だけを考えているとき、"think about"は"you"とそれに関連する何かについて考えているときに使います。
では、人ではなく物事だとどうなるかと言えば、考え方はまったく先ほどと同じで"think of 物事"だとその物事についてだけ考えている、"think about 物事"だとその物事とそれに関連する何か、例えば、その影響について考えているという意味になります。
"think"の後の前置詞が"of"か"about"というだけで意味がまったく違ってくるように、他にもこういうものはたくさんあります。面倒ですが、一つずつしっかり覚えていくことが大切です。
例えば、もし最近知り合ったばかりのネイティブに"I thought of you last night."と言うと、この人は私のことが好きなのではないかと勘違いされてしまう可能性があります。なぜなら、「昨日の夜、あなたのことを頭に思い浮かべていた」という意味になるからです。"think of"はその人の内面や体のことを思っているとき、基本的には恋人に使うものです。
例外として、家族や友達が病気や怪我のときに"think of"を使うことができます。「すぐに元気になるといいね」というニュアンスです。
一方で、"I thought about you last night."だと「昨日の夜、あなたと何か関連することについて考えていました」というような意味で、その人の周りのことについて思っているときに使います。例えば、聞いた人が大学の教授なら「エッセーの点数を甘くつけてもらえないか」と考えているのかもしれないと思われるかもしれません。また、久しぶりに会った友達に"I was thinking about you."と聞いたら「最近どうしているかなと考えていた」という意味になります。
もちろん"think about you"だけでは何を言っているのか伝わらないときがあります。そういうときは"I was thinking about you. Did you finish the novel I recommended you to read?"「君のこと考えてたんだよ。ぼくが読むようにすすめた小説は読み終えた?」のように付け足してあげるとより伝わりやすくなります。
つまり、"think of you"は本当に"you"だけを考えているとき、"think about"は"you"とそれに関連する何かについて考えているときに使います。
では、人ではなく物事だとどうなるかと言えば、考え方はまったく先ほどと同じで"think of 物事"だとその物事についてだけ考えている、"think about 物事"だとその物事とそれに関連する何か、例えば、その影響について考えているという意味になります。
"think"の後の前置詞が"of"か"about"というだけで意味がまったく違ってくるように、他にもこういうものはたくさんあります。面倒ですが、一つずつしっかり覚えていくことが大切です。